毒は愛ではありません

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にゃんこの一大事✩トイレに行かない!

思わぬ問題……それは

にゃんこがトイレに行かない!!!!!

それも、丸一日!!!!

病院に行った日の深夜3時過ぎに一度トイレに行ったっきり、丸一日トイレに行かないのです。

便&尿を持って病院に行こう!と決意し、眠りについたのは明け方の6時頃でした。

いつもなら、朝に一度はトイレに行くので、朝一番の採れたての尿を持っていけるぜ!

と思っていたのですが‥

いつもは朝に一度トイレに行くのに、この日は行かず。

まあこればっかりはしょうがないね。生理現象だものね。

まだ朝だし、いつものトイレタイムのことを考えると、お昼頃には行くだろうし!

と余裕かまして待っていたものの、お昼を過ぎても行かず。

まあ病院は7時までだし、まだ大丈夫。

病院が閉まるギリギリまで待ってみよう!

まだ大丈夫、まだ時間ある!

そうやって待ち続け、ついに夜の7時になりました。

それなのに…行かない。

全くトイレに行かない。

行く気配すらなし。

これでは手術前の尿検査が出来ない!!!!

全身麻酔についての質問は電話でも出来るけれど、尿検査をせずに手術となるとやはり不安は残るので、出来るだけ手術前の尿検査はやっておきたかったのです。

しかし、トイレに行かないのでは仕方がない…

尿検査どうこうよりも、尿が出来ない事の方が問題です。

前日病院に連れて行ったことによるストレスかなぁ〜と思い、これも心配の種に。

手術が明後日に迫っていることもあり、このまま尿が出ないようなら、手術前日には病院に連れて行こう…と考えていました。

そして迎えた手術前日の朝。

私達が寝静まった頃に、ガサガサッと猫砂をかく音がして……

トイレに行ったーーーー!!!!!!!

喜びと安心でニヤニヤしながら採尿したのでした(。-∀-。)

きっと、病院に行ったことによるストレスに加えて、私達のトイレに行け〜採尿させろ〜という、無意識の圧力を感じていたことが原因だったのでしょう。笑

にゃんこちゃん、ごめんね( ˙꒳​˙ )🐾

そんなこんなでようやくGETした尿と便を持って、病院に向かったのでした。

にゃんこの一大事☆全身麻酔は怖い?!

不安と心配を拭えぬまま病院から帰ってきた私達。

帰宅後すぐに、高齢猫の全身麻酔のリスクについて調べ始めました。

今は、ネット上に本当にたくさんの情報が溢れています。

高齢猫ちゃんの全身麻酔に関する情報も、数多くありました。

私達と同じような悩みを抱えている方も、たくさんいらっしゃるようで。

(このような記事をUPすることにしたのも、同じく高齢猫ちゃんの全身麻酔について悩んでる方々にとって、少しでもお役に立てれば…との思いからでした。)

しかし、元々ネガティブで心配性な私達の性格もあるのでしょうが、調べれば調べるほど悪い情報ばかりが目についてしまいました。

高齢猫ちゃんに、体に負担がかかる全身麻酔はするべきではない
麻酔から目覚めず、そのまま死亡するケースもある
5匹に1匹は全身麻酔中の事故がある
麻酔から目が覚めても後遺症が残る
腎不全や肝臓の病気が悪化する

などなど、悪い点について書かれているものが多いように感じてしまいました。

実際に高齢猫ちゃんに全身麻酔をかけて抜歯をされた方々のブログ等も読みあさりましたが、成功例よりも悪い結果になった話ばかりに目がいってしまう…

単純に、本当に高齢猫ちゃんにとって全身麻酔はリスクの高いものであることに違いないのだろうと思います。

心配はつのるばかりで、不安は留まることを知りません。

もしもこの子に何かあったら?

そう考えただけで涙が出ました。

そもそも、あんなにライトに全身麻酔でレーザー治療をしようと言っていたけど、本当に信用できるのか?

クレアチニン値が微妙に上がっているのに、それでも大丈夫なのだろうか?

先生はにゃんこが14歳であることをきちんと知っていて、全身麻酔をすると言っているのか?

あの先生に、この子の命を預けていいのか?

私は、そこまで先生を信用しているのか?

なんだか急にかかりつけの獣医さんに不信感を感じ、他の病院へセカンドオピニオンに行くことも考え始めました。

さらには

他の治療方はないのか?

レーザー治療が最善で絶対なのか?

一時しのぎであったとしても、注射とお薬による治療をした方がいいのではないか?

など…考え始めると止まらず、思考もまとまりません。

もはや、何か問題で何が心配なのかさえも曖昧になるほど、恐怖心でいっぱいでした。

ご飯もあまり喉に通らず、何をしていても上の空。

何も知らずスヤスヤと寝ているにゃんこを見ていると、自責の念ばかりが押し寄せてきます。

いくら嫌がるとは言え、無理矢理にでも歯磨きしていれば、こんなことにはならなかったのではないか。

毎日とは言わずとも、せめて2、3日おきにでも歯磨きできていれば。

もっと早くに、何かしらの対処ができていたなら。

考えるだけ考え、落ち込むだけ落ち込み、私達と同じ状況下にある猫ちゃんの、できるだけ多くの成功例を探してネット徘徊を続け…気付けば夜が明けようとしていました。。

結局、いくら探しても、私達が安心できるような何かは得られませんでした。

何を得れば安心できるのか

それすらわからなくなっていたのも事実です。

と言うより、いくら探しても、どんな答えを得ても、私達の不安が消えることはなかったと思います。

どこまでも不安で、どこまでも心配で、どこまでも怖い。

このままでは埒が明かない。

そう考え、猫の体に関してド素人の私達が、ここで悶々と思い悩んでいてもどうしようもない!

心配な事・不安な事・気になる事は、獣医さんに質問するのみ!

その後手術するかどうか決めればいいじゃない!

そう思うことにしました。

懸念しているクレアチニン値に関しても、問題は腎臓の機能が低下しているかどうかです。

実際、色々な動物病院のブログ等々を見て回っていると

高齢だからリスクがあるというよりは、高齢な子は体の中が若い子に比べて弱っているから、若い子よりはリスクがあるということ

という意見も見られました。

また、最近は猫も高齢化しているので、高齢猫ちゃんの全身麻酔も増えつつある、という話も。

実際に、17歳の子に全身麻酔で歯石除去したという病院も見つけました。

事前に充分な検査を行うことや、施術中、麻酔の量や猫ちゃんの状態に十分に気を遣うことで、リスクを軽減できる。

術後の腎機能の低下に関しては、術前・術中・術後と、点滴等で十分に対応すれば、そこまで悪くなることはない、という方もいました。

つまるところ、施術する獣医さんの腕と猫ちゃんの体の状態によるところが大きい。

そうなると、大事なのはうちのにゃんこの体の中の状態。

‘‘腎不全は、血液検査よりも尿検査の方が初期の段階で発見できる’’

という話を耳にしていたので、尿検査の結果次第では、先生から全身麻酔は危険なので止めようと言われる可能性もあるかな、と考えていました。

とにかく、聞いてみよう

話はそれからだ!

そうして、翌日尿と便を持って行きながら先生に相談することにしたわけですが…

ここで思わぬ問題に直面することになるのです(´・ω・`)

一大事

よーし!ブログを始めよう!

と思いついたのは先月末の土曜日のこと。

ブログのタイトルに悩み、1番最初に書く記事について悩み

まあ、とりあえず、この前読み終わった本についてつらつら書いてみるか〜

なんて思いながら、ぼんやり過ごしていました。

そしてその翌日、我が家の大切なにゃんこをじーっと観察していた姉が、私にこう言ったのです。

姉「この子、ちょっと歯茎腫れてない?」
私「どれどれ(._.)」

うちのにゃんこは口元を触るととても怒るので、きちんと確認することはできませんでしたが、なるほど、左上の歯茎のあたりが確かに腫れている(ºㅁº)!!

超が付く程の心配性で、そのうえ超が付く程ネガティブの私と姉は、途端に不安になりました。

うちのにゃんこは、今年で14歳になるおばあちゃん猫です。

もしや、恐れていた歯周病?もしくは何か他の病?

とにかく心配なので、近々受けさせる予定だったニャンドックも兼ね、早速月曜日に病院に連れて行くことにしたのです。

そして、病院。

先生「歯肉炎ですね。肉芽ができているので、麻酔をかけてレーザー治療で取った方がいいと思います。ついでに歯のお掃除もしましょう」

先生曰く、今注射やお薬で治療したとしても、カリカリのごはんがこの箇所に当たる度に出血するため、この部分をレーザーで切り取る方がいいだろうとのことでした。

そして、まずは血液検査とレントゲンを…ということに。

歯肉炎⁈肉芽⁈麻酔をかけてレーザー治療⁈

何かしらの処置は受けるだろうと予想してはいましたが、レーザー治療…と言うか、麻酔をかけての治療とは想定外でした。(姉はそうなることも覚悟していたようです)

まず真っ先に私達が気になったことは、麻酔が全身麻酔なのか?局所麻酔なのか?ということでした。

なにせ、うちのにゃんこはおばあちゃんです。

高齢猫ちゃんの全身麻酔に関するリスクは、以前からちょこちょこ耳にしていました。

私「麻酔は全身麻酔ですか?」

先生「そうです。動き回ると危ないので」

全身麻酔……全身麻酔……?

どうしよう?大丈夫かな?
でも先生けっこうライトに「レーザー治療しましょう」って言ってたから、そんなに大きな手術ってわけではないのかな?
危なかったらレーザー治療しようとは提案しないんじゃないかな?

血液検査とレントゲンの結果が出るまで、私達は悶々としていました。

しかし、今思い返せば、この時は事態を上手く理解出来ていなかったのかもしれません。

この時に、気になること心配なことは全て聞いていたら、この後過ごす地獄のような4日間も避けられていただろうに…(-_-;)

と思ったりもします。

その時は、先生が治療した方がいいと言うのだから、そうしよう!

それぐらいの感覚でした。

そして、検査結果が出ました。

結果は血液検査もレントゲンも良好。

半年前の血液検査時には1.5だったCERの値が1.7に上がっていた事(ちょうど1年前の検査で1.7で、「正常値範囲内ではあるが、念の為に腎ケアのフードに切り替えましょう」と先生からアドバイスがあり、それから1年間、カリカリは腎ケアフードのみ)が気になりましたが、それについて先生からは何も言及されませんでした。

これでも大丈夫なのかな…?

と心配なままではありましたが、先生が大丈夫と言うなら大丈夫なのだろう…と思い、手術の予約をすることにしたのです。

それからにゃんこが手術を終えて帰ってくるまでの4日間、本当に本当に苦しい日々が続くのでした…(T^T)