毒は愛ではありません

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にゃんこの一大事☆全身麻酔は怖い?!

不安と心配を拭えぬまま病院から帰ってきた私達。

帰宅後すぐに、高齢猫の全身麻酔のリスクについて調べ始めました。

今は、ネット上に本当にたくさんの情報が溢れています。

高齢猫ちゃんの全身麻酔に関する情報も、数多くありました。

私達と同じような悩みを抱えている方も、たくさんいらっしゃるようで。

(このような記事をUPすることにしたのも、同じく高齢猫ちゃんの全身麻酔について悩んでる方々にとって、少しでもお役に立てれば…との思いからでした。)

しかし、元々ネガティブで心配性な私達の性格もあるのでしょうが、調べれば調べるほど悪い情報ばかりが目についてしまいました。

高齢猫ちゃんに、体に負担がかかる全身麻酔はするべきではない
麻酔から目覚めず、そのまま死亡するケースもある
5匹に1匹は全身麻酔中の事故がある
麻酔から目が覚めても後遺症が残る
腎不全や肝臓の病気が悪化する

などなど、悪い点について書かれているものが多いように感じてしまいました。

実際に高齢猫ちゃんに全身麻酔をかけて抜歯をされた方々のブログ等も読みあさりましたが、成功例よりも悪い結果になった話ばかりに目がいってしまう…

単純に、本当に高齢猫ちゃんにとって全身麻酔はリスクの高いものであることに違いないのだろうと思います。

心配はつのるばかりで、不安は留まることを知りません。

もしもこの子に何かあったら?

そう考えただけで涙が出ました。

そもそも、あんなにライトに全身麻酔でレーザー治療をしようと言っていたけど、本当に信用できるのか?

クレアチニン値が微妙に上がっているのに、それでも大丈夫なのだろうか?

先生はにゃんこが14歳であることをきちんと知っていて、全身麻酔をすると言っているのか?

あの先生に、この子の命を預けていいのか?

私は、そこまで先生を信用しているのか?

なんだか急にかかりつけの獣医さんに不信感を感じ、他の病院へセカンドオピニオンに行くことも考え始めました。

さらには

他の治療方はないのか?

レーザー治療が最善で絶対なのか?

一時しのぎであったとしても、注射とお薬による治療をした方がいいのではないか?

など…考え始めると止まらず、思考もまとまりません。

もはや、何か問題で何が心配なのかさえも曖昧になるほど、恐怖心でいっぱいでした。

ご飯もあまり喉に通らず、何をしていても上の空。

何も知らずスヤスヤと寝ているにゃんこを見ていると、自責の念ばかりが押し寄せてきます。

いくら嫌がるとは言え、無理矢理にでも歯磨きしていれば、こんなことにはならなかったのではないか。

毎日とは言わずとも、せめて2、3日おきにでも歯磨きできていれば。

もっと早くに、何かしらの対処ができていたなら。

考えるだけ考え、落ち込むだけ落ち込み、私達と同じ状況下にある猫ちゃんの、できるだけ多くの成功例を探してネット徘徊を続け…気付けば夜が明けようとしていました。。

結局、いくら探しても、私達が安心できるような何かは得られませんでした。

何を得れば安心できるのか

それすらわからなくなっていたのも事実です。

と言うより、いくら探しても、どんな答えを得ても、私達の不安が消えることはなかったと思います。

どこまでも不安で、どこまでも心配で、どこまでも怖い。

このままでは埒が明かない。

そう考え、猫の体に関してド素人の私達が、ここで悶々と思い悩んでいてもどうしようもない!

心配な事・不安な事・気になる事は、獣医さんに質問するのみ!

その後手術するかどうか決めればいいじゃない!

そう思うことにしました。

懸念しているクレアチニン値に関しても、問題は腎臓の機能が低下しているかどうかです。

実際、色々な動物病院のブログ等々を見て回っていると

高齢だからリスクがあるというよりは、高齢な子は体の中が若い子に比べて弱っているから、若い子よりはリスクがあるということ

という意見も見られました。

また、最近は猫も高齢化しているので、高齢猫ちゃんの全身麻酔も増えつつある、という話も。

実際に、17歳の子に全身麻酔で歯石除去したという病院も見つけました。

事前に充分な検査を行うことや、施術中、麻酔の量や猫ちゃんの状態に十分に気を遣うことで、リスクを軽減できる。

術後の腎機能の低下に関しては、術前・術中・術後と、点滴等で十分に対応すれば、そこまで悪くなることはない、という方もいました。

つまるところ、施術する獣医さんの腕と猫ちゃんの体の状態によるところが大きい。

そうなると、大事なのはうちのにゃんこの体の中の状態。

‘‘腎不全は、血液検査よりも尿検査の方が初期の段階で発見できる’’

という話を耳にしていたので、尿検査の結果次第では、先生から全身麻酔は危険なので止めようと言われる可能性もあるかな、と考えていました。

とにかく、聞いてみよう

話はそれからだ!

そうして、翌日尿と便を持って行きながら先生に相談することにしたわけですが…

ここで思わぬ問題に直面することになるのです(´・ω・`)